技育博'23 に行ってきました
travel, tech, event
captured:2023-05-15
patched:2023-05-25
どうも. なないです. 先々週に引き続きまた東京に行ってきました. 理由は題目の通り, サポーターズ主催の技育博に参加するため!
https://talent.supporterz.jp/geekhaku/2023/
エンジニア団体がつながり広がる博覧会 - 技育博
2023年5月14日(日) - サポーターズ 渋谷オフィスにて
技育博とは
技育博は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生団体のための交流会です
昨年の技育博'22 から参加させて頂いているので現在皆勤中です! (?) いや, 本年も参加させて頂けて嬉しい限りです.
昨年から今年で会場の雰囲気は変わりましたが, それも思い返してみると昨年は手探りだったなあとか, 今年は熱気が変わらず改善されたなあなんて思ったりしてちょっと親のような気持ちです (何様なんだ).
と言っても技育博に参加するだけでは無かったのが今回の旅程だったので, まずはそこから.
注釈
この記事ですが, 一気に書き上げてる訳じゃなくてなんなら数日間隔空いて執筆…みたいなこともしています.
ですから言葉遣いや温度感が剥離してる部分を感じられても(あー継ぎ接ぎだあ)ぐらいに思って頂きたいです.
あとメモ書き兼備忘録みたいな内容ですので, 読んでも良い知見は得られないかもですよ!期待しないでね.
旅程
ここで個人情報漏洩ですが, 私は普段 (本年度から) 浜松 ~ 沼津 間の鈍行で 3 時間掛けて通勤しています.
ですから, まあマイホームから東京まで鈍行行くとなると流石に精神的に参るわけで, 新幹線を使えば旅費は馬鹿になりません (頂いた交通費はありますけども).
じゃあ退勤したら直で東京入りしちゃえば良くね?という考えから始まっています.
というわけで旅程:
- (金) 朝: 出勤
- (金) 夕方: 退勤 → 東京, 蒲田へ
- (金) 夜: ホテル着
- (金) 深夜: 父と夕食, 就寝
- (土) 朝: 朝食, チェックアウト → 秋葉原へ
- (土) 昼: 友人と塩化し, 見物 / 観光
- (土) 夕方: 別の友人とも合流し, 夕食へ
- (土) 夜: 友人宅着
- (土) 早朝: 就寝
- (日) 朝: 起床, → 渋谷へ
- (日) 昼: 技育博参加
- (日) 夜: 打ち上げの夕食, →
沼津へ浜松へ → 自宅着 - (日) 深夜:
友人宅着, 就寝
- (月) 割愛
ざっくりこんな感じ. ちなみにですが, つまり日曜の夜には何かがあった訳です.
金: 前々日入り
普通にこの日も出勤だったので普段通り起床し出発… と思いきや前日に支度をする前に寝てしまいました.
どうしようもないので, 朝イチの講義をぶっちスルーして支度をすることに. そういう日もある.
通勤路は東海道本線ですが, やっぱ普段乗っている始発と時間帯がズレるとかなり人の量が減って面白いですね.
快適で優雅で怠慢 を備えた朝を過ごしながら道中でペヤング大盛り買いました. 優雅さとは. 昼食は持ってくると殻が邪魔だし放置は危ないしで持って来なかったので調達したという訳です.
作って 30 分放置してふかした後湯切りに行ったらシンクに麺をちょっとぶちまけました. ふかしまくってるので容器満杯に麺があって溢れてしまった…
そんなこともありつつ, 退勤.
その足で 沼津 → 熱海 → 川崎 → 蒲田 と行きます. 退勤したのにマイホームと真逆方向に移動するのって面白いなと思いながら電車に揺られます.
ところで 沼津 ~ 熱海 間って駅が 2 つしかなくて, 沼津 → 三島 → 函南 → 熱海 ってだけなんですが, これがこの電車の運用区間全域なんですよね. まあ山超えたりしてますし, JR の東海と東日本の境目 (熱海から東日本) なので, 分かるには分かるんですが, じゃあ … → 沼津 → 熱海 って行っちゃえよと思ってもそうは運行しないんですよね. 大体は三島 (新幹線のこだまだと止まる駅です) 止まりなのです. 小話でした.
電車中ではたまたま同級生と会って…というか熱海の乗り換えで(あーあいつ居るなあ, え?まさか東京行かないよね?)とか思ってたら本当に同じ電車に乗るのでびっくりしました.
彼は私と同じ学科ですが, なんでも友人と SNS 的なアプリケーションを作りたいとかなんとかで色々問答しながらの旅であっという間でした. こういう "一般人" (彼は一般人側です) と話す時って, 自分の視えているものが視えていないことが多いので, そこの擦り合わせを行いつつ…というのは難しいと常々思います. でもこれはやっぱ必須スキルと言うか, 独り善がりなオタク にならないためにはこういう部分を鍛えていかないとなあなんてよく思います. というより何より, オタクは一般人もオタクに引き込みたい. あわよくば同志に, でなくとも知ってほしい.
内容的にはまあ SNS って言ったら大体システムの要素はこう分けられて, 何を使って, どう通信をして… みたいな開発側の一般論を話したつもりです. 彼のプロジェクトが上手く行くと良いな.
あっという間に乗り換えになってしまったので同級生とはお別れし, まあ 1 駅ですが 川崎 → 蒲田と移動. 蒲田は妙に名前だけ馴染みのある場所ですが (なぜでしょうね?), また泊まりに来てしまいました. まあ, 中央部で泊まるよりかは良い気がします. 金銭的にも, 治安的 にも…?
ところでこの時乗ったのは京浜東北線ですが, これ私が今の浜松に住む前の地域でよく見たんですよね. まあ横浜の本郷台なんですけど. 今でも多少そうですが, 鉄道というのは心躍らせるものがあるものです.
幼少当時の私は京浜東北線がかなり好きだったので, 駅メロの流れる京浜東北線型の目覚まし時計とか買ってました. 今は親の寝室にあります (なんで?).
その夜は父と夕食です. 焼肉行ってきました. 特段高価な店ではないですが, 美味しかったです.
食への興味がないせいで肉の部位や味が全然ピンと来ない上に味もイメージし辛いので, 食に関して言えばなんかおにくたべたなーくらいの記憶しか無いです.
その後お菓子とか買って, さっさとホテルに帰りました. ベッドに突っ伏したらそのまま意識は飛びました.
土: 前日観光と限界開発
ところで技育博参加の皆様は色々 出し物 を用意して行く訳ですが, まあ大体普段の活動のものを見せたり, 団体等の紹介資料を作ったりリニューアルしたりする訳ですが…
我々は何をしたかと言うと…
(事前説明会開催中)
ライガー: RADWIMPS カルタ, とか……?
※今回制作したものです, 詳しくは https://github.com/raiga0310/Sort-Quiz
nanai: それめっちゃいいな おもろ
ライガー: 印刷は頑張らなあかんが
ライガー: アクリル板かラミネートかで即席で作れそう
nanai: 昨年は適当な CM 風 CSS Animation を即席で作って流してました あとは approvers.dev
ライガー: クソ PR ログ見せてもいい (よくない)
※見れば分かりますが, 弊団体ではクソな contribution が行われており形跡が GitHub に遺されています: https://github.com/orgs/approvers/repositories
nanai: w
nanai: カルタは或いは iPad か何かで触れられるアプリとかでもいい
ライガー: カルタアプリ限界開発 (むり)
nanai: w
ライガー: でき……る……?
nanai: 気合!
ライガー: !w
という訳で昨晩は開発をする予定でしたが, 寝てしまったものは仕方が無い.
起床して朝 6:10 とかだったかな. のでシャワー浴びたり支度したりしたら, チェックアウト時間まで開発…
回線が整ってて部屋が確保されてるって, ホテルを出たら中々無いですからね.
開発を切り上げ, 時刻はもうすぐ 10 時を迎えるというところでチェックアウトし, とある奴ら (laminne, 雪) と合流を試みる.
雪: <どこかの写真>
nanai: 今 2 人ってどこにいる?
雪: ここどこ?
nanai: えぇ…
laminne: :thinking:
いっそう: 方向音痴太郎おる
nanai: 東京行けば会える?
雪: 八重洲にいるのはわかるが出口がわからん
laminne: <八重洲バスターミナルと文字が見える写真>
laminne: 発見
雪: <laminne の写真>
雪: そうぐうした
nanai: おおお
nanai: フリ素だ
奴らは合流しているらしいが, 私だけ迷子に…
東京に来てしまった私は電話で居場所を聞き出し, やっとこさで秋葉原へ…
nanai: 大公開私の居場所 (私と一緒に居ると居場所がバレる) https://maps.app.goo.gl/...
laminne: https://maps.app.goo.gl/...
いっそう: オタク二人に永続位置情報ぶん投げた
※位置情報の永続的な共有へのアクセス権を貰った
雪: なないどっかいったwww
※改札前で待ち合わせしていたものの, 私だけ奴らを認識できずふらふらしている
いっそう: 集団行動.exe は応答していません
laminne: おわえい
なんやかんやありつつ, 蒲田 → 秋葉原 と移動し改札を出ました.
先にも書きましたが, 私は昨年度の技育博にも参加させて頂きまして, その時は開催が土曜日だったのですよね.
またその時は前々日入りとかしなかったので, 三島 → 渋谷 と当日入りした後にその時の相方と後泊して翌日観光という流れだった訳ですが.
1 年間忘れることはなかったこの景色に迎えられて今から観光!と思うと, 1 年越しのコンテニューって感じがして… けっこうエモかった (!?).
まあ, そんな感傷に浸りつつ合流.
この先どこに行くかと言うと秋葉原の主に電気街…ってやつ?
我々 (nanai, laminne) は特に行きたい場所も無かったですし, ついていくだけでも楽しいので雪に任せたのですね.
で余談ですが, 私は基本的に情報というか, ソフトウェアの畑でのびのびやってる人間で… あと多少のオタク文化?
でも私の勤務先は "沼津工業高等専門学校 制御情報工学科" なので, 一応制御の人間なのですよね.
ただ制御の経験はほぼ皆無で, 多少組み込みを触ったことがあってはんだ付けもジャンプ線もわちゃわちゃぺい!動かない?動いた!みたいな人間なので, 知識が皆無すぎてつらい〜って感じです.
ただ電子や制御には興味があって…
見たことありますでしょうか?こちら "タタコン" (現 "太鼓とバチ") というヤツでですね, ゲーム "太鼓の達人" の家庭用版向けのコントローラーです. つまりこのゴム面をバチでぶっ叩きます.
私は基本的にリズムゲーマーで, "太鼓の達人" に関しては最高難易度とかをやるタイプの人間なもので, このコントローラーだと無理があることが多いのですよね. (※有識者へ: 高難易度厨なだけで, 実績はブルー 8 段だけです)
最近のコントローラーは割と良いらしいですが, その当時辺りから "物理的なゲームコントローラーの自作" というものに強く興味を持つようになったんです.
ただ, 高専入学時に思い描いていたほどのコミュ力は私には無く, そしてコロナウイルスの蔓延に伴う遠隔授業の影響もあり, そしてソフトウェアの畑に飛び込んだので制御とは疎遠な生活になっていきました.
…という私から見ると雪はかなり羨ましくてですね, 技育博で彼は "基盤名刺" なるものを作って前回も今回も見た人に絶大なインパクトを与えていましたが, そんな電気の海に居ながらソフトウェアの畑にも居るというのは結構憧れと言うか, 興味が… 話が長いのでまとめると, "電気の本場で電気野郎と電気に染まれるんじゃね?" みたいに思った訳です.
いくつかの店舗を回り, 昼食を途中で食べつつ, 日も傾いてきたので夕食に向かう我々ですが… こちらが私の戦利品.
なんじゃそりゃ.
でも, 良い機会になったかな.
さて夕食を共にするのは 3 人ではなく 5 人です. では増えた 2 人は誰か?
限界開発鯖の創造主 i.e. サーバー設立者で現管理者である磯崎いっそう, と…
同じく限界開発鯖の古参である Rinia です.
彼ら (いっそう, Rinia) は関東勢なので動きを彼らに一任し (たみたいになっちゃった), 我々 (nanai, laminne, 雪) はついて行くことに.
で食べたのがこれ.
私だけ違うパスタ…仲間はずれ…
あ, とっても美味しかったです. パスタの量はもっと多くても良かったかも (量の調整が無料!).
当日中に帰るいっそうを見送った後, それぞれの宿へ. 私は Rinia の家です. 感謝.
ちょっとゲームしたり, 限界開発を進めたり, 会話したり… とそんなこんなで寝たのはなんと 28:16 !前日なのに何をやっているのか…
日: 技育博当日
起きたのは朝 8 時ちょっと. ショートスリーパーではないですが気合で起きるのは割と得意です.
深夜まで道連れにした Rinia を起こしつつ支度をし, 渋谷へ.
本日は生憎の雨ですが, 行きの間は大丈夫な感じ. さっさと会場へ向かう. 会場は渋谷ソラスタという貸しオフィスビルです.
ところで道順ですが, イベント専用 Slack で紹介されていた渋谷ソラスタ公式の案内図が分かりやすく, 早く着きました.
渋谷ソラスタに行く機会があれば参考までに.
付き添いで一緒に来た Rinia はここでお別れ. 渋谷ソラスタについてるカフェでゆったりして行ったそうな.
目の前の景色は 1 年前と変わっていなくて, 遂に来たんだな…って.
受付を済ませ, 会場へ.
あー, 首に提げるやつじゃなくなってる. しかも会場入り前に書かせるようにしてる.
前回は名前をいつ書こう?というので若干の混乱があったのでこれは良い.
そしてオープニング会場が 1 つになってる. 人数の問題だろうけど, 前回は 2 つ会場があって開催前の交流が微妙だったんですよね. これも良い.
なかなか人に喋りかける勇気が無いのだけど, 振り絞ってちょこちょこお話を.
オープニングイベントを終え, ブースの設営に. 我々 "限界開発鯖" は第 1 タームの D4, 実は "共同開発鯖" (laminne, 雪) とお隣 (E1) だったり.
この時点で展示品の開発は終わっていませんが, 気合で終わらせると誓い残った時間を過ごす.
そして…
まだ会ってなかった今回の相方, ライガーと合流. 初対面.
限界開発鯖はオンラインのコミュニティなので, 私のようなメンバーの居ない地域ではリアルでのイベントが起こる度に 塩化 / エンカウント ということになるのですよね. 一応関東と九州辺りがメンバー密度の高い地域ではあるのですが, まあそれでも離れ離れって感じなので大体のメンバーはそうですね.
前回もそうでした. その時の相方はしゅんで, 会場中で初対面 → リアルイベント初参加 (初開催) → 初お泊り → 初東京観光 みたいなはじめてフルコンボ決めるなどしていました.
展示品の開発はターム開始後数分で切り上げて, 最低限の動作をするようにした上で応対を始めました.
その時のコードが https://github.com/raiga0310/Sort-Quiz にあります (2 回目). 興味のある方はどうぞ.
その後は割と流れと言うか, そもそも前回も参加していた上に運営の空気感も前回から手慣れてきていたように思うのでするすると時間は過ぎていきます…
そしてこれは昼ごはん. 相変わらず美味しい. でもドーナツ無料配布を逃したのはちょっと痛かったかな… (何をしに来ているの?)
ところで今回の開催ではブース前のエリアに空間的余裕がありました. では昨年はどうか?と言うと…
わあ. とんでもない人の量でした.
運営がさらっと言っていましたが, "休憩エリア" …つまりブースエリアから出る人が全くと言っていい程おらず, 全参加者が過密状態で交流を続けるという濃厚な時間が続いたのです.
その熱意は良いのですが, 空間的余裕も無いほどの過密さは人通りを悪くし, 通路を通り抜けるのにかなり時間がかかりました. あと感染症的なアレとしても良くない.
みたいな内容を会場中で話している所を一般通過運営から "昨年は通れなかったよね〜" とか言われてちょっとびっくりしましたが, ともかく今回はそういったこともなく…
ブース前の人の数は本当にちょうど良く, また休憩エリアもそこそこの賑わいを維持していました.
前回はブースエリアの中央にあった軽食類を休憩エリアに集約し, マスク無しでの会話にも制限が無かったこと, そしてボードゲームの配備, さらに例のクレーンゲームの設置.
運営, やるねえ (何様なの?).
後は喋って名刺を交換したり, 企業ブースを回ったり, そして学生ブースを見に… 行けない… (え?)
学生ブース, 居る人の量は丁度良いのだけど, 満遍なくずっと人が居て絶妙に入っていけなさを感じたのです. あと何より待ち時間が惜しかった.
今回は学生ブースに殆ど寄ること無く主に企業の方とお話することが多かった気がします. ちょっと悔しい, 名刺もあんま配れなかった…
学生中にこの名刺箱を他人の名刺で埋め変えたいものです.
そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ去っていき, 閉会へ.
終わってから荷物整理エリアで地元民からうまい棒を貰いました. なんでもゴミ袋いっぱいにうまい棒があるのだとか. …え?もしかしてあなた, タイピング王ってこと?
外は雨でちょっと憂鬱になりつつも, 居ても邪魔なので早々に撤退.
さらば, 技育博.
そして共に参加した "共同開発鯖" (laminne, 雪) と久留米高専の仲間たち (※雪は久留米高専の人間で, 彼らの先輩) に渋谷で別れを告げ, 打ち上げへ.
Rinia も交えて 3 人で適当な場所を見繕って居たら結局空いていたのはサブウェイでした. 夜なのに健康なサンドイッチとは…
ちなみに美味しかったです. いいねサブウェイ (初めて).
色々喋っていたら鈍行の便 (渋谷 → 下土狩) を逃したので, さてどうしようかなーなんて思いながらライガーと共に JR へ. Rinia とはここでお別れ.
さらば, また会おう―――
外が雨な影響もあり, 鈍行で行ける三島への便に乗るのが億劫になったもので, 新幹線で間に合わせようかなーなんて思っていたのですが.
気が変わったのでさっさと浜松まで帰りました. 運行距離は倍以上!でも時間は半分以下. 日本の鉄道すげー…
ちなみに運賃も跳ね上がりました. しかしこれは技育博の器の広さでカバーされます (交通費 ¥20,000 支給ありがとうございます!!!!!!!).
そんなこんなで幾年ぶりの新幹線へ乗車. 元鉄オタガキの血が騒ぐ…
そして帰宅. 多少雨降ってたけど許容. 何せ家着くし. 風呂入って寝ました. これで, 旅程はおしまい.
月: 技育博後泊予定だったもの
友人にはさっさと宿泊キャンセルの旨を伝えましたが, 押しかけると言いながら行かなかったのは少々心が痛むと言うか申し訳ない気持ちもそこそこ.
許せ, 友人.
寝坊しそうになりましたがちゃんと起きて出勤しました. いつも通りの日常へ戻っていきます.
お話
まあ色々なところで人と話す機会があるわけですが, そんな話をして思ったことなどです.
別に隠すことでもないと思うので. プライベートな恥ずかしい話とかなら別ですが…
ただ名指しは私の脳が止めたので所属指しにしてます. 名前が抽象的すぎて 語弊 を生むような気もしますが気にしないでください.
CA の人
面接のことで少しお話を頂きました.
私は今年度から完全に就活の時期なわけで, 当然付き纏うのは "作文" と "対話" です.
自己表現が出来ないわけじゃないですが, 人に見せるような自信は当然ありませんし, そもそも伝わるのかも怪しいです.
固有言語を使いすぎている気がしているのですよね. 自己表現はそこから始まると思うので.
なのでそういう場面においてはとにかく読む人話す人のことを考えます. 普段意識も配慮も大してしていないので大変です.
無礼を働くことは普段から避けているので最低限の敬意は伝わると良いのですが, 礼儀作法も正しいものを身につけていないので所詮うろ覚えの我流です.
書き方話し方, そして内容もどう方向性を持って行けば良いのか全く分かりません. 感覚的に伝わってこないのです.
頭で解っているつもりでも, 感覚に反映されない "解ったつもり" の応対パターンは口から出ないのです.
しかし不敵な事を言うわけにも行きません. 私も怒られたりしたら嫌ですし, 何より相手が不快になっては断腸の思いというもので…
ですからお訊きしました, ありきたりにも "面接のコツは何か" と.
答えは "面接官はあなたの事を知りたいのだから, そのまま話してくれ" というものでした.
よくある話として, 私は高専受験の際に推薦入試対策として台本を書いて行きました. 教員とした面接練習でも台本ありきですし, そうでないことでもまあ凡そ似た流れで話しました.
そして面接本番, 私の口は台本以外を発声出来ませんでした. その場で組み上げた言葉をどうしても信用できませんでした. 口は驚くほど強張っていて, 呪いにでもかかったかのようでした.
未だにそれがトラウマで, 人生で初の面接は最悪の心象で幕を下ろしました. 当然不合格でしたので, 高専には学力入試で入学しました.
結局のところ, 面接対策として台本を組むのは悪いことではないものの, こう台本人間になってしまっても, という.
礼儀作法を欠くのはともかく, それ以外で話した内容が原因で落とされてもそもそも会社と適合してないのだから巡り合わせが悪かっただけなのだと.
対話に表現する能力, コミュニケーションを的確に取る能力は必要にしても, 仮に内容で顔を顰められてしまえばそれまでで, 取り繕っても後で自分が苦しむだけだと.
なんとなく頭では思っていたことですが, 本職の方に聞くと説得力が違うというものですね…
あとは場数を踏むこと. この問いに対する最も簡潔な答えは "もっと面接受けてください" だそうな.
人と普段話さない人が話すことが苦手なように, 面接初心者なのだからもっと場数を踏まなければ, と.
場数の重要性は私も経験から解っていますが, 面接はそもそも受ける機会が殆ど無く, あっても面接で結局敬遠してしまっていました.
当たって砕けることは最初のうちは怖いものです. 砕けたことが無いのですから, 未知への恐怖が勝ってしまうのですよね.
機会を大事にするのは良いとして, 大事にしすぎて身動きが取れなくなるのは本末転倒というものです.
ちなみにこの話してるときだけすごい緊張しました. 体感 5℃ くらい下がる感じのやつです. 脆弱な私の精神力…
LayerX の人
就活に関連する色々な話題について談話させて頂きました.
多すぎて詳細には覚えてないですが, 主に就活生としての悩み的な部分です.
文脈は段落ごとで変わると思っといて下さい (適当).
インターンシップに複数社行くのって, 会社に不誠実な感じがするなーと思っていたのですが, それは別に問題ないと. 別に公言してても良いと. というか寧ろ行けと. なるほど.
例えばそれは場数的な考え方かもしれないし, 単に様々な会社について知っておいて欲しい, 経験にして欲しい… みたいなお話.
お話頂いた方も色々行っていたそうで. おお, 目の前にお手本が…
就活にしろ何にしろ, 複数の候補を比較したり, その先で別の候補の名前を出す …つまりある会社で別の会社の話をする, みたいなことってタブーなんじゃないかなと思っていたんです.
これも問題ないと. で寧ろ, それで自社について至らない点を気付けたら改善するので …と. つよいですね.
入社試験に落ちるのが嫌だ, 怖い …という文脈ではないですが, しかし複数社に目処を付けて行動するというのはどうなんだと, これまた不誠実な気がしていました.
ただ, そんな事は無いのだと. 例えば, たとえ自分が優秀でも合う会社でなければ落とされるのだから, どの会社に適合できそうなのか, 気に入られそうなのか, 採られそうなのか …というのは, 行ってみないと分からないのです.
だから, 互いの WIN-WIN を信じて様々な会社に当たってみて, 噛み合う会社を探すのだ, と. なるほど.
例えば学校の同級生, 或いは所属団体のメンバー, それぞれ技量が違うのは分かっているけど, 近い比較対象が無いことで自分の立ち位置が見えないなと思うことがよくあります.
これはつまり, 自信が持てないということです. 他人と比較して自分が〜という論調はあまり好きではないですが, しかし自己完結する自信というのはなかなか難しいものです.
しかし, それを知るためのインターンシップであると. 実際に会社や実務に触れ, 自身がどう感じるか, どう評価されるのか… そして, 自信を付けるのだと.
実戦経験というのはかけがえのないものですよね (一方で趣味開発ばかりしている私).
これは LayerX 社の話ですが, なんでも転職の終着点のような企業になっているそうで, とあるプロジェクトでは元 CTO が 8 割だかを占めるとかいう謎が発生しているとのこと. え?
そんな中でお話頂いたのは最近年で新卒入社した方で, なんでも同期が居ないのだとか.
これまで事業で手一杯 (というのが正しいかは分かりませんが) だった社も最近は新手の育成や採用に手が回るようになった / を検討しているそうで, 今年度以降から新卒を取る数が増えるかもとのこと.
ただお話の限りだとやはり依然として実力主義の, それこそ中途を狙っているんだろうなーなんて思いました.
個人的には "新卒" というワードが強すぎて "中途" ってなんだか* くすんだ錆びついた* 印象を受けますが, IT 業界はそのくすみや錆にこそ価値があると解っているんですね. すげぇや.
また就活に直結するお話ですが, 季節が変わる頃に何かあるかも?とのこと. 期待.
DeNA の人
キーボードの話です. もう一度言いますが, キーボードの話です.
経緯は, DeNA のブースの横サイドに左右分離型の明らかに自作なキーボードが置いてあったので我々オタクの目にとまりました.
で, お話をお聞かせ願いたいなと思った次第です.
――― このキーボード, 自分で作ったんですか? 基盤から?
うん. でもキットを買っただけだよ.
――― これ, 打ちやすいですか?
うん. うん.
――― お幾ら万円?
※忘れちゃった!でも 42k とかだった気がする (相場とか鑑みた上で).
〜円くらい. キーキャップだけで 1 万円くらいしたんじゃなかったかな.
――― 同僚にこういうキーボードを持ってる人居ますか?
居るんじゃない?
――― キー配列はどうしてるんですか?
全部自分でマップした. これコントローラーの中にキーマップ書き込めるから, 何に繋げても使えるんだよね.
これがこうでこうなってるんだけど (レイヤーの話), 当然これキー足りないからコンビネーションキーで対応してるんだよね.
※例えば 60% キーボードなんかもキーが足りないので, 市販品だと Fn + 1 => F1 や, Fn + M => Home に対応してるとか, そういうものがあります (でかいキーボード使ってる人向け解説).
――― これ, 無刻印ですけど.
うん. 慣れるまでめっちゃ時間掛かった. 今でも忘れることあるけど. こう… 手探りで思い出すこと, あるよ.
――― このキーボード, キーキャップが特徴的ですよね.
※一般的な高さの同じタイプではなく, ひとつひとつが形状から高さ, 上面の傾きまで違う訳の分からない変態キーキャップでした. 人間工学的なやつ.
うん. でもこれ組み立てる時さ?どこがどこだか全然分かんなかったんだよね. しかも普通の配列じゃないからさ, 全部自分で調整しなきゃいけないの.
だってこれ, ミリ単位くらいの差しか無いやつもあるしさ?目を凝らして凝らして配置したよね. 一番苦労した.
…
この人の話, めっちゃ面白かった.
締め
関係者様へ: もし私が言っちゃいけないこと口走ってたら Twitter や Slack 等でお伝えいただけると嬉しいです (対応しますので) (それじゃ遅いんですが).
そして執筆から公開まで中々時間が掛かり, もう "ああそんな懐かしいこともありましたね" くらい時間が経っていますね (ちんたらしててごめんなさい).
そもそもこのサイトを組みながら記事も書いているし他にも諸々することがあったので仕方ないのですが. まあこれにて春の東京行楽祭りはお終いです.
濃密な春でした. これを公開する頃は猛暑で話題ですね (まだ 5 月なのに…).
技育博について: 3 年連続は迷惑かなーとか思いつつも学生生活中に利用参加出来る事はしておきたい的なノリで今度は後輩とか連れて来たいですね. 団体名義が違っても良いので.
来年の今頃には進路が決まっていれば良いなあ… (遠い目).
と長くなりました. では読んでくださった皆様, 或いは現地でお会いした皆様.
また会う日まで.

